ソルナックチューブ、ハマるところにはハマる
エムエス・ソリューションズでは、6年程前から、LC/MSで不揮発性緩衝液(主にリン酸塩緩衝液)を使えるようにするための消耗品、ソルナックチューブを開発・販売しています。ソルナックチューブは、PTFEチューブの中に、我々が独自に開発したイオン交換樹脂を充填したもので、LCとMSの間に接続して使います。
分析種がイオン交換樹脂に吸着してしまう事もあるので、万能なものではありません。しかし、1年の間に数回ご購入されるユーザーさんもいて、ハマるところにはハマるようです。
不揮発性緩衝液は、基本的にはLC/MSには使えない。これは私自身もセミナー等ではお話する事です。
しかし、LC分離の観点からどうしても使いたい!
そんな時には、ソルナックチューブを試してみては如何でしょうか?